皆さんは、今までの人生を振り返ってみて、どのような感情を持ちますか。
また、今現在の状況を眺めてみて、どのような気持ちになりますか？
いままでの人生はとてもつらかった、と思っていますか？
苦しくて、どうして自分ばっかりこんな目に遭うんだろう、と。
そんなふうに感じていますか？
もっと普通の人生を送りたかった。
自分のことが嫌で、自信もなくて、、、
そう感じていましたか？
振り子の法則というものがあります。
聞いたことがありますでしょうか。
右側(マイナス側)に大きく触れれば、
同時に左側(プラス側)にも大きく触れます。
右側(マイナス側)に小さく触れれば、
左側(プラス側)にも小さく触れます。
このように、
左右（プラス・マイナス）で同じ振れ幅を、
一定の動きをするものを「振り子の法則」と言います。
振り子というのは面白いものです。
というか、とてもシンプルです。
触れた幅と同じ大きさで反対側に振れます。
そうです、
マイナスが大きければ大きいほど、プラスも大きくなるんです！
人生がつらかった人は、
逆に人生を飛躍させるチャンスがあるということです！
そもそもマイナスがないと、プラスも感じられませんよね。
では、そのマイナスになるものとは、どんなものが考えられるでしょう。
人間関係
やはり、これが一番最初にあげられますかね。
会社などの退職・転職理由としては、
スキルアップなどを抜いて一番多い理由にあげられています。
人間関係の問題点としては、
「いじめ」や「差別」が多いでしょうか。
「パワーハラスメント」や「セクシャルハラスメント」に代表される
各種のハラスメントも多いですね。
それ以外でも「悲しい別れ」や、または「暴力」、「裏切り」などもあるでしょう。
健康
これも人生において、マイナスに振れることが多い項目ですね。
健康面の例としては、「病気」や「怪我」が代表例となりますかね。
それ以外にも、災害に罹災するとか交通事故も該当しますね。
お金（経済面）
お金が一番最初にあげられる人もいるでしょうね。
とても大事なものです。
日々の生活がままならない貧困であったり、
借金を背負ってしまうなどがありますね。
借金は自分だけで無く、家族や親戚が背負ってしまってる場合もあるでしょう。
また、詐欺に遭い、大金を騙されて取られてしまったなど、
通常では考えられないような苦しみを、
経験されている方もいらっしゃるかもしれません。
挫折
スポーツや芸術など、周りのレベルが高すぎてついて行けずに、
諦めざるを得なかった、と言うこともあるでしょう。
会社での出世競争も該当するかもしれません。
失敗
大学受験や就職試験、資格試験で失敗をしてしまった。
と言う体験もマイナス要素と言えるでしょう。
人間関係、健康、お金(経済面)、挫折、失敗
だいたいこれらが、マイナスとして考えられるでしょう。
大きくプラスに振り切れる時がくるときの大切な要素です。
この苦しみは、
やがてプラスの原動力に変わる大切な経験であり、大切な要素だと言えます。
振り子の法則で、マイナスが大きいほどプラスも大きくなると言いましたが、
それは何故なんでしょうか。
やはり、マイナスが大きいほどプラスへ持って行こうとするエネルギーが大きくなるのでしょう。
嫌な体験をしたときに、
大したことの無いできごとより、もの凄く嫌なできごとの方が、
「もう二度とあのような体験はご免だ！」と思う気持ちが強くなるのでしょう。
借金の場合でも、数万円の借金よりも数百万円の借金の方が、
「もう二度とこんなことにならないように気をつけよう。」とも思うでしょう。
ダメージが大きかった分、そこから抜け出すための動機付けも大きくなるわけですね。
数万円の借金だと、返済した後にまた同じ事をやらかしてしまう可能性もあり、
それが常習的になっては元も子もありません。
そう言った意味では、目標や目的が明確化されたと言えるのでしょう。
苦しい体験や辛い経験をすると、人に優しくなれると言う事もありますね。
人の痛みというものが分かってくるので、人に寄り添うことができるのでしょう。
その結果として、協力者や応援してくれる人、仲間が集まっていき、
後の成功に大きな存在となってくれることでしょう。
また、苦しい体験や辛い経験をすることで、苦境に対しての耐性がつくられる、
ということも考えられます。
その分、人として一回りも二回りも大きくなることができます。
このようなことから、マイナスが大きかった分、
その反動でプラスも大きくなると思われます。
今までの経験は、素晴らしい財産です。
今までのマイナスをすべて、プラスにしていきましょう。
その方法はたくさんあります。
マイナスが大きければ、その分プラスも大きくなるわけですから、
不安になったり、心配する必要はありません。
今回のまとめです。
振り子の法則とはどんなもの？
・マイナスが大きければ大きいほどプラスも大きくなる
マイナスのときにお世話になった方に先ずは感謝ですね。
