意識改革で引き寄せの法則を使い人生を成功と幸せに導く!

日々の生活がつらい、きつい、なんとかしたい。そんな状況を好転させるために、意識改革を行い引き寄せの法則を利用して仕事など日常生活のあらゆる事に成功と幸せを呼び込むため、 自らの体験を元にヒントとなることを綴っているブログです。

神無月ってどんな月?

10月には「神無月(かんなづき)」という別名があります。

これは和風月名と呼ばれるもので、

例えば6月の水無月(みなづき)や

12月の師走(しわす)などがそれに該当します。

さて、

神無月という言葉にはどのような意味が込められていると思いますか?

神の無い月?

なんだか不思議ですね。

今回はちょっと気になる神無月についてご紹介したいと思います。

 

「無」の意味

12ヶ月ある和風月名の中には

2つ「無」の字が使われる月があります。

それが水無月と神無月です。

無という字は現代では「ない」こと指しますが、

昔は「〜の」という意味で使われていました。

ですから平たく言えば

「水の月」「神の月」

となる訳です。

ただし神無月には諸説あり、

「神が居なくなる月」とも言われています。

神様はどこへ行くのでしょうか?

 

八百万の神(やおよろずのかみ)

日本では古来より

森羅万象に神が宿ると考えられてきました。

それは日照りや台風や豪雨などの気象状態だったり、

海山川や動植物など、あらゆるものです。

これら全ての神々のことを八百万の神と呼ぶのです。

 

神議り(かみはかり・かむはかり)

神話によれば、

毎年10月になると全国の八百万の神島根県の「出雲大社」に集まり、

神議りという会合が行われます。

出雲大社に祀られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が中心となり、

一年間の出来ごとを報告したり、

人々の縁結びや、天候、農作物の出来などを話し合いで決めるそうです。

境内には神々の宿所として十九社(じゅうくしゃ)と呼ばれる建物があります。

このように神々の集まる出雲大社周辺の地域では、

他の地域と異なり、

10月のことを「神在月(かみありづき)」と呼ぶのです。

 

留守神(るすがみ)

神々が留守の間は、

竈(かまど)を守るオカマサマや荒神(こうじん)などと呼ばれる神様が

“留守神”として家や人々を守ってくれるそうです。

昔は竈で煮炊きしていたので、

火災が起きぬよう、

どこの家にも神様のお札が貼られていました。

今日では竈を使う家を見かけることもありませんが、

お札はしばしば目にします。

台所の安全や一家団欒などを守ってくれる身近な神様として、

今でも大切にされています。

 

出雲では、

稲佐の浜と呼ばれる海岸で神々を迎える神事を行い、

神々の滞在中は神在祭を、

そしてお帰りの時はお見送りの神事が行われます。

神無月の意味は「神様を祀る月」という説もあり、

これも頷ける気がします。