意識改革で引き寄せの法則を使い人生を成功と幸せに導く!

日々の生活がつらい、きつい、なんとかしたい。そんな状況を好転させるために、意識改革を行い引き寄せの法則を利用して仕事など日常生活のあらゆる事に成功と幸せを呼び込むため、 自らの体験を元にヒントとなることを綴っているブログです。

節分

大寒を過ぎるともうすぐ節分ですね。

節分と言えば2月3日、と思いきや、

なんと、

今年の節分は【2月2日(火)】です。

ご存じでしたか?

今年の節分がなぜ2月2日になるのか、

そして節分に欠かせない「鬼」の正体に迫ります。

 

■そもそも節分とは?

日本には古代中国から伝わったニ十四節気のほかに、

雑節(ざっせつ)と呼ばれる季節の目印があり、

節分は雑節のひとつに数えられています。

本来は立春立夏立秋立冬の前日を指したので年4回の節分があった訳ですが、

現在では立春の前日だけが節分として暦に残りました。

その理由は、

立春が旧暦の正月にあたり、

立春の前日の節分は大晦日に相当する日として

大切にされたためです。

 

■なぜ節分の日がずれたのか

季節の始まりを知らせてくれる立春立夏立秋立冬がいつになるかを決めているのは国立天文台です。

私たちの暮らす地球は太陽の周りを回る「公転」をしていることはご存じですね。

公転の周期は1年ぴったりではなく、

少しずつ遅くなっていきます。

その結果2021年の立春は2月3日になり、

おのずと春分の前日である節分は2月2日になったという訳です。

(うるう年には4年前よりも少し早くなるそうです)

 

■季節の分かれ目には鬼がやってくる?

季節の変わり目には体調を崩しやすいと言いますが、

節分の時期は日本列島に強烈な寒波が襲来するため要注意です。

節分といえば何といっても

「鬼は外、福は内」と唱える豆まきの光景ですよね。

鬼は額から角を生やし、

むき出しの牙、

血走った眼、

乱れた縮れ髪に、

赤や青の肌をした「異形の姿」で表現されます。

鬼にまつわる伝説は日本各地に残されていて、

中でも桃太郎の鬼退治の話は誰もがご存じでしょう。

昔の人たちは人知の及ばない疫病や災害、

飢饉などは鬼の仕業だと考えていました。

 

■なぜ豆をまくのか?

節分には欠かせない「豆まき」。

豆まきの起源は宮中で行われた追儺(ついな)と呼ばれる鬼払いの儀式です。

豆には強い霊力が宿ると考えられていて、

この儀式の中で鬼を払うために「豆打ち」が行われていました。

豆打ちから豆まきに呼び名が変わった経緯は定かではありませんが、

豊作を願って豆を撒く動作が取り入れられたという説があります。

民衆が豆まきを行うようになったのは江戸時代に入ってからの事です。

大豆の炒り豆が使われることが多いですが、

地域によっては落花生や他の豆類が使われている所もあります。

 

■節分にまつわる食品

例年なら神社では節分祭、

寺院では節分会の呼び名で豆まきが盛大に行われますが、

新型コロナウィルスの感染拡大状況にあるため規模を大幅に縮小するか、

開催を自粛する傾向にあります。

自宅に巣ごもり状態の私たちにとって、

食事は貴重な楽しみのひとつではないでしょうか。

ここで、節分に食べられている食品をご紹介します。

 

恵方巻き】

大阪の商人が発祥で商売繁盛や開運を願って食べられていたものですが、

1980年代後半にコンビニで売り出されたことをきっかけに全国区になりました。

その年の恵方を向いて丸かじりで黙食(コロナ禍で注目の!)します。

具材は販売店によってバラエティに富んでいます。

海鮮巻きなど美味しいですね〜。

 

【鰯(いわし)】

節分にはヒイラギの枝に鰯の頭を刺したものを門口に飾って邪気を払う風習があります。

鬼は鰯の匂いとヒイラギのトゲが大嫌い。

鰯の体の部分を焼き魚として美味しく頂きます。

 

【蕎麦】

節分が旧暦の大晦日に相当する日であるとご紹介しましたね。

割子蕎麦が有名な島根県の出雲地方では節分に蕎麦を食べる慣習があります。

 

【けんちん汁】

鎌倉五山に数えられる建長寺に由来する精進料理で、

素材を油で炒めてから煮ること、

手でちぎった豆腐を入れるのが特徴です。

そのほか大根、牛蒡、人参、椎茸、里芋などが入って具沢山。

縁起物ではありませんが寒い季節に身体の芯まで温まるお料理です。

 

【福茶(ふくちゃ)】

平安時代の京都が発祥だと伝わっています。

炒った大豆、昆布、梅の入った湯飲みに煎茶を注いでいただきます。

まめ(豆)に暮らせますように、

喜び(こんぶ・よろこぶ)の多い年になりますようにという意味や、

梅の持つ殺菌作用が厄を除けると言われています。

 

昨年は鬼退治のアニメ映画が大ヒットしましたね。

私は原作コミックのファンで最終話まで読破しました。

ネタバレになってはいけませんが、

絶対悪の鬼だけではないという点は考えさせられました。

しかし、

新型コロナウィルスという大いなる厄災には、

何としても退散していただきたいものです。