今年一年間、お仕事ご苦労様でした。
楽しいこと、
嬉しいこと、
幸せなこと、
たくさんありましたでしょうか。
それらの良かったことをしみじみと思い出し、
味わって、もう一度幸せな気分に浸るのも良いかもしれませんね。
また、それに反して、
辛かったこと、
厳しかったこと、
悲しかったこと、
これらも結構ありましたでしょうか。
そのようなとき、皆さんはどうやって対処してきましたか。
ついつい自分ですべてやってしまったり、
「私がなんとかしなきゃ!!」って、
力が入ってしまうこともあったのではないでしょうか。
特に、
責任感のある人、まじめな人、優しい人は、
ついつい自分一人で解決しちゃおうとしますよね。
なんとなく、子供の時からそのように教え込まれてきたような気がしますね。
他人に迷惑をかけてはいけないとか、
自分のことは自分で解決しなければいけないとか。
学校でも、家庭でも、いつの間にか道徳の一部のように刷り込まれていたような感じです。
大変です。
とても疲れます。
肉体的にも、精神的も。
ヘトヘトになっちゃいますね。
それにそもそも、
自分がつぶれちゃったら、他人に迷惑がかかっちゃうわけですから。
と言うか、
つぶれる前から迷惑がかかってる場合が多いですね。
周りから見れば分かりますからね。
一目瞭然ですよ。
周りの人はハラハラドキドキ、気になってしょうがないです。
そして、悪いパターンの典型的なもの。
お願いしたは良いけど、言うタイミングが遅い。
お願いされた方も、
「もうちょっと早く言ってくれれば良いのに。」
と思うパターンが多いです。
お願いする方は、
なるべく自分でやろうとするわけですね。
最後の最後まで頑張るわけです。
そして、
「あぁ、もうだめだ。」となってから応援を頼んじゃうわけです。
そうすると、本人も周りもみんなが大変なことになっちゃうんです。
なので、見極めて、
早め早めに頼んじゃうことです。
自分の得意なこと、早くできることは自分でやり、
苦手なことや時間がかかりそうなことは、
それが得意な人に頼んじゃうことです。
大変なときは、誰かに頼りましょう。
辛いときは、誰かに相談しましょう。
悲しいときは、誰かに話を聞いてもらいましょう。
すべてを自分でやろうとしなくて大丈夫ですよ。
大変なときは、もっと誰かに頼りましょう。
誰かに相談してみたら、助けてくれますよ。
誰かに話してみたら、聞いてくれますよ。
大変な状況になったら、もっと誰かに頼っても良いのです。
家族や友人、職場のひとも、話してみたらきっと、助けてくれますよ。
頼ったら申し訳ない、とか、こんなことお願いするのは恥ずかしい、
そう思うことも、実は自分が思い込んでいるだけかもしれません。
相手は、そんな風には思ってないかもしれませんよ。
実は、頼られることによって、相手が成長することもあるんですね。
誰かにお願いをするということは、その相手のためになる事もあるんです。
頼ることで相手の方も一回り大きくなることができるんです。
それに、自分に置き換えてみると分かりますが、
誰かに頼られたら嬉しいですよね。(笑)
そして、さらに何よりも、信頼関係が前よりも深まります。
悩む時間がもったいないですしね。
はっきり言って時間の無駄です。
例えば、自分より上手な人や自分より早くできる人がいるのなら、
その人に任せる。
自分は、自分のできることをやる。
これからはこのように考えてはどうですか。
精神的に楽になれますし、時間も短縮できてとても合理的です。
頼ることを前向きに考えると、良いこと尽くめです。
そして肝心なこと。
お願いをして、相手に断られた場合です。
まったく気にしなくて良いです。(笑)
「悪い気分にさせてしまったかな。」
「怒ったかなぁ。」
「それ位自分でやれと思ったのかなぁ。」
「反感を持たれちゃったかも。」
そんなこと一切思わなくて大丈夫です。
相手が断ってきてもあなたのせいではありません。
単なる相手の都合なのです。
たまたま相手も忙しかったのかもしれません。
偶然に精神的な余裕が無かったのかもしれません。
タイミングが悪くてその時は気分が乗っていなかったのかもしれません。
どちらにせよ相手の都合です。
まぁ、そもそもなんですけど、
人は一人では生きていけないもの。
と、悟っちゃえば良いんじゃないの。
と言うのはどうでしょう。
この世の中は持ちつ持たれつです。
優しいあなたは、他の人のお願いは聞いてあげているはずです。
お願いを聞いてばかりで、自分のお願いは言ってないのでは。
以前にあなたに助けてもらった人は、
あなたに恩返しをしたいと思っています。
あなたからお願いをされるのを待っています。
今回のまとめです。
頼ることはいけないことなのか
・いけなくありません 頼りましょう
・相手も成長することができるので大いに頼る
・自分ができることをやる
・できないことはできる人にやってもらう
今、苦しかったり何か背負ってたり、そんな時は、思い切って誰かに話してみてください。
きっと、良い方向に進んでいきますよ。