意識改革で引き寄せの法則を使い人生を成功と幸せに導く!

日々の生活がつらい、きつい、なんとかしたい。そんな状況を好転させるために、意識改革を行い引き寄せの法則を利用して仕事など日常生活のあらゆる事に成功と幸せを呼び込むため、 自らの体験を元にヒントとなることを綴っているブログです。

徳を積むにはどんなものがあるの?

「徳」と聞くと、皆さんはどんなイメージを持ちますか?

「徳が高い」とか「徳が低い」なんて言われ方もしますね。
徳が高い人は、「人徳者」とか言いますよね
「人徳者」と言われたら、人に尊敬されて人望のある人を想像しますね。

なんとなくこのようなイメージが、湧いてくるのではないでしょうか。

老子という人がいます。
今から二千数百年も前の中国の思想家、哲学者と言われている人ですね。

その老子の言葉に、「上徳不徳、是以有徳」と言うものがあります。
よく分かりませんね。
「上徳は徳とせず、是を以て徳あり」とのことだそうですが、
まだ分かりません。(苦笑)

いろいろと解釈を調べてみると、だいたい以下のような意味になるのかなと思います。

徳が充分に備わっている人は、
徳そのものを意識する事がないので、徳が離れる事は無い。
徳の少ない人は、
徳を失わないようにするあまりに、徳が離れていってしまう。
徳が充分に備わった人間は、特段何かをしようとはしない。
徳の少ない人は、立派な人間になりたくて善い事をしようとする。

さすが思想家、哲学者の考えだなと思いますが、
私のような凡人には、やはり徳を得なくちゃと思ってしまいます。(苦笑)
だとすると、私には徳がつかなくなってしまうことになります。(悲)

じゃぁもう、徳なんてどうでもいいやぁ、
とも思えない小心者でもありまして。(笑)
ゼロからスタートで良いよね、と徳を積もうと思うわけであります。

老子様の言う事は、なるほど、
と言うことで、頭の隅に留めておいて、
また、自分に都合の良いことは、取り入れようと思うわけです。

それは、
「徳」の貯金通帳があるというものです。

良いことをすれば貯金通帳はプラスに、
悪いことをすればマイナスになる、
というものです。

特に、
人に知られずに行う良いことには、
大きな利子がついて、その貯金も多くなり、
その結果、もたらされる幸福も大きくなると言われています。

そのため、
人が気がつかないようなところで奉仕をしたり、
功徳を施すと良いとなります。

このことを表す言葉で「陰徳は耳鳴りのごとし」があります。
「陰徳」とは、ひそかに行う善行です。
「耳鳴り」とは、自分だけがわかり、人にはわからないという意味です。
「耳鳴り」がすると、自分にはわかりますが、他人にはわかりませんからね。(苦笑)

誰かのために良いことをしたり、助けてあげたりしても、
相手から感謝の言葉すらないことはよくあることですよね。

そんな時、
「恩知らず者が!」とか言いたくもなりますが、
それだと、徳を失ってしまうことになります。

ここはぐっとこらえて、
「陰徳は耳鳴りのごとし」と唱えてみるんです。

気持ちが切り替わり、私たち自身の運を好転させてくれます。


私は、もともと徳が少ないようなので(苦笑)、
一生懸命貯金をしようと思ったわけですが、
どんな行いが良いのか、いろいろと調べてみることにしました。

徳の積み方には2種類あるそうです。

一つは、上座行というもの。
「じょうざぎょう」と読みます。

そしてもう一つは、下座行というものです。
「げざぎょう」と読みます。

上座行とは、どのようなものを言うのでしょうか。
それは、
自分が、先生とか上の立場として、人に対して教えたりする行いのことを言います。

具体的にどのような事をするのかと言いますと。

学校の先生、コーチ、コンサルタントなどが該当します。
それに、会社の管理職の立場の人なども、
仕事自体が、ほぼ上座行ということになります。

学んだことや勉強したことは、自分だけのものにしないで、
他の人のために役立てると徳積みになるんですね。

 

それに対して下座行とは、どのようなものを言うのでしょうか。
それは、
一人で行うものを言います。
修行というのか、自分を鍛えるようなものですね。

仕事のためだったら、スキルを磨いたり、
基礎的な勉強から応用が利くような練習をしたりするのが該当します。

それに、会社の経営者さんなどがよくやられている、
掃除なども下座行に該当します。

あと、
プロスポーツ選手などは、
オフの時にもトレーニングをしたり、鍛えたりしますよね。

そんな、誰も見ていなくても日々修行をする、というのも下座行です。

そしてなんと、
上座行と下座行が同時にできるものもがあるんです。

「循環」がキーワードになります。

知識や情報、人脈とかお金を得たら、
自分のところで留めないで、
他の人に教えてあげたり、紹介したり、投資をして、
次へと循環させることが大事になってきます。

例えば、
ブログを書くことも、上座行と下座行を同時に行っていることになります。

自分で得た知識や情報を、読者の方々に共有するのが上座行になり、
そのために、文章を書く鍛錬が下座行となります。

なので私、一生懸命精進いたします。(笑)

今回のまとめです。

徳を積むにはどんなものがあるの?

・上座行と下座行がある
・循環がキーワード

人に教える人ほど日々の鍛錬が欠かせないと言います。
トイレ掃除や雑巾がけなども下座行として積極的に行っていきます。