意識改革で引き寄せの法則を使い人生を成功と幸せに導く!

日々の生活がつらい、きつい、なんとかしたい。そんな状況を好転させるために、意識改革を行い引き寄せの法則を利用して仕事など日常生活のあらゆる事に成功と幸せを呼び込むため、 自らの体験を元にヒントとなることを綴っているブログです。

成長するチャンス

イメージを変えれば、行動も変わる。

心療内科の先生がこれまでの経験からどのようにしたら行動を変えられるかのアドバイスをネットから見つけました。企業のメンタル・ヘルス相談での事例だそうです。ある企業の管理職が、ストレスで眠れない、下痢が続く、と訴えてきました。話を聞くと、遅刻や早退を繰り返し、勤務態度が悪い部下を叱責したとき、「あんたにそんなこと言われたくない」と逆襲されたのだそうです。その管理職は、体調不良で一時期よく会社を休んでいたそうで、そのことを部下は知っていたんだそうです。「職場に行くのが重たくなってきまして」と自嘲するその管理職に、自己イメージ法と言うのを施してみました。自分を客観視させ、そういう自分の姿をどう思うか、とイメージさせてみるのです。すると、その管理職は「情けない自分」と感じたそうです。否定的な自己イメージに気づいたわけですね。すぐに「自分は酒が飲めないから、今度食事にでも誘って話を聞いてみます」と表明してくれたそうです。また、その先生の子どもなのですが、ある朝「学校に行きたくない」と言い出したそうです。どうやら、クラブの顧問が自分のやり方ばかり押しつけることに腹を立てているらしいのです。そして、そのことを友だちに相談したところ、「あなたも悪いんじゃないの」と言われたといいます。友だちに賛同して味方になってもらいたかったのに、あっさり逆に出られて、そこで落ち込んでしまいました。「そんな自分をどう思う?」と自己イメージを尋ねたところ、「人に期待しやすいなあ。そんなのはイヤだ」と自覚したとのこと。そして「顧問にはっきり意見を言う」と言い残して、学校に出かけたそうです。事実、はっきり言ったみたいで、それを先生に伝えたとき、涙目だったことを忘れられないと書いていました。人は、起こった事実より、それをどう感じ、どう受け止めたかというイメージに動機づけられて行動するのです。事実はどうあれ、受け止めたイメージを変えれば、行動も変わると言う訳ですね。以上からわかるように、否定的な自己イメージは、その存在を自覚するだけで、それを変えたいという意思につながり、さらに肯定的な自己イメージに書きかえる自浄作用につながると言います。そして、ここからが非常に重要なのですが、以上のような自己イメージの変更は、本人の人格に成長をもたらします。そういう意味では、部下の反逆によるストレスや不登校といった心の悩みは、自己成長の絶好のチャンスだった訳ですね。心の悩みは、「こういう自分はいやだ」と思うからこそ生じるんですね。自己イメージ法は、いわば、「心の旅」にでかけることと言っています。人が旅をしたくなるのは、異なる環境に自分を置き、自分を見つめたくなるからではないでしょうか。人は、そうして自分を客観視することで、自己イメージを修正し変わることができるのです。