意識改革で引き寄せの法則を使い人生を成功と幸せに導く!

日々の生活がつらい、きつい、なんとかしたい。そんな状況を好転させるために、意識改革を行い引き寄せの法則を利用して仕事など日常生活のあらゆる事に成功と幸せを呼び込むため、 自らの体験を元にヒントとなることを綴っているブログです。

ストレスを溜めないために

考え方、生き方を変える。

日本人の自殺者は2007年現在の統計で、9年連続で3万人を超えているんだそうです。人口10万人あたりの自殺者数で表される自殺率では、25.5(男性38.0、女性13.5 平成16年度人口動態調査特殊報告 厚生労働省)。これはアメリカの倍以上で、先進国中ではトップとのこと。範囲を広げた国際比較では第10位(WHO調べ)。上位は、ロシアや旧ソ連諸国など国内の混乱が続く体制移行国ばかりなのだとか。そして、自殺の主な要因となっているのは「うつ状態」だそうです。現在日本でのストレスによる心の病の推定患者数は、約300万人といわれています。7割を超える企業で「心の病」を抱える社員が近年増加傾向にあることがわかっているとか。バブル崩壊後、未曾有のデフレ不況の中、企業は生き残りをかけて多額の固定費をもたらす人件費の切り崩しにかかりました。「グローバル・スタンダード」が日本に押し寄せ、終身雇用や年功序列などの日本的雇用慣行が否定されて「成果主義」なるものが広まりました。そのように社会のしくみが急激に変化したことが、この異常な自殺者数の背景にあるのは間違いないと思います。自殺者に占める割合が、40代以上の働き盛りの男性が圧倒的に多いからです。工業化社会で活躍できた彼らは、情報化社会の波に乗り切れなかったのかもしれませんね。では、どうすればそこから抜け出せるのでしょうか。心理学上では「他者報酬追求型」、「自己報酬追求型」と言う言葉があります。考え方というか生き方というか、この「他者報酬追求型」の生き方から「自己報酬追求型」の生き方へ変えることによって抜け出せることが出来ます。
他者報酬追求型と言うのは、本来の自分の生き方を抑えて、周囲に認められようとすることを言います。そして、自己報酬追求型とは、本来の自分を愉しむことを追い求めることを言います。例えば、私が恋人の誕生日にプレゼントを贈ったとします。 そのとき、自分がプレゼントを「した」という事実だけで満足できるのが、自己報酬追求型になります。いっぽう、他者報酬追求型は、恋人が、私の贈ったプレゼントについてどう思ったか、気に入ったかどうか、さらにプレゼントしたことで私のことをさらに好きになったかどうかまで確認しないと気がすまない、と言うパターンです。自分がプレゼントをし、相手がそれを受け取ったという事実だけで満足できるなら、ストレスは発生しません。ところが、他者報酬追求型の場合、恋人にもしプレゼントを気に入ってもらえなかったときや、思惑どおり自分への好意を強く感じることができなかったときには、大きなストレスを溜め込むことになります。うつ病になりやすいタイプに「きまじめ」「完全主義」「誠実」などを特徴とする「執着気質」が挙げられます。「いい加減」の対極ですね。プレゼントを贈るなら、恋人が気に入って、しかも自分がさらに好かれなければ意味はない、と思うわけです。真剣にそう考え、恋人の好みを必死にイメージしながら、ああでもない、こうでもないときまじめにショーウィンドーを見て回るのです。ところが、世の中はそうそう自分の期待どおりの反応を返してくれるわけではありませんよね。 「自分がこれだけ真剣にやっているのに、どうしてわかってくれないんだ」、「何事も一所懸命やれば通じるのが、この世の道理というものではないのか」などと不満を溜め込むことになるわけですね。ますます「理解してほしい」「尊重してほしい」「受け入れてほしい」と、周囲に自分の存在を認めさせることに懸命となり、その願いがかなわないことのギャップに苦しむことになるのです。 つまり、他者報酬追求型は、相手からの評価に依存する心が強すぎることが問題となります。相手がどうあれ、自分が満足できればそれでよいのであれば、ギャップは発生しません。ただし、ここはとても大きな大きな注意が必要です。それはいわゆる「自己チュー」とは違うと言うことです。自己チューは、周囲から受け入れられないという愛情危機感がベースにあると言われています。対人依存心が強いのですね。自己報酬追求型の人は、ほかに誰もいない山の中でも一人で暮らしていくことができるが、自己チューはおそらく無理だろう、と言うのが分かりやすい見分け方と言われています。(苦笑)他者報酬追求型は、周囲に人がいないとやっていけない。自己チューはその一類型と言えるのです。ここは十分に気を付けないといけませんね。