意識改革で引き寄せの法則を使い人生を成功と幸せに導く!

日々の生活がつらい、きつい、なんとかしたい。そんな状況を好転させるために、意識改革を行い引き寄せの法則を利用して仕事など日常生活のあらゆる事に成功と幸せを呼び込むため、 自らの体験を元にヒントとなることを綴っているブログです。

「I」と「YOU」の上手な関係

あくまでも心理学的見地からの考えですが。

Iを主語にしてみると、自分のなかにどのような気持ちや感情が起こっているかを、正しく自覚できるようになります。Iを主語にすると、(相手に認められたいからではなく)自分が満足するために話すのだと確認することができます。Iを主語にすることで、感情的ではなく、いわば感情中立的な表現で話すことができます。また、私はこう思うとか、私は…です、という私表現には、ようするに「あなたはどう?」と問うメッセージも含まれています。つまりは、相手を尊重する態度に持って行くことができます。相手が私を認めるかどうかは相手が決めることだと考える余裕が生まれ、自分の心の動きに納得できるようになります。相手を尊重する態度で接すれば、相手にどういう気持ちや想いがあるかを確認でき、次なる適切な言葉を発することにもつながります。夫婦の間で、御主人が、ふと「今朝は会社に行く気がしないな」と言ったとしましょう。ここで、つい「何言ってるのッ。しっかりしてよ」と言ったら、それは「ダメな主人ね」との評価や「困ったものだ」などとの判断をまじえた非難以外のなにものでもなくて、悪い結果へと導いてしまいます。何気なく「会社に行く気がしない」と言われたら、「そう、会社に行く気がしないの」と相手の言葉をいったん受け入れるように繰り返し、その言葉の背景にある想いを乗せた次なる言葉を待つのがいいでしょう。そうすると、御主人も「なんだか最近、上司とうまくいかなくてさ」などと、心情を吐露するかもしれません。それでこそ会話が成り立つし、なにより気持ちのコミュニケーションの中から、御主人は、どうするか自分で答えを見いだすに違いないでしょう。そして、例えば「でも、もう一度、俺の考えをわかってもらうよう上司と話してみるか」と重い腰を上げて「行ってきます」となれば、しめたものでしょう。

実は、がんやうつ病の患者を抱えている家族には、まったくといっていいほど気持ちの通い合い(コミュニケーション)のないケースが多いのだそうです。コミュニケーションとは、何も言葉の掛け合いによる会話だけから生まれるものではありませんよね。言葉にならない声と声で、目と目のアイコンタクトで、あるいは表情や身ぶり手ぶりで、共感し合ったり共鳴し合ったりして気持ちが通い合いますよね。Iを主語にすると、結局のところ、自分も、相手も尊重することができます。相手を尊重するというのは、その相手をよく観察し、話すリズムやテンポ、ニュアンス、その表情、身ぶり手ぶりなどの身体姿勢、振る舞い・行動など、相手の言語的ないしは非言語的なメッセージを読み取ってこそできることです。ひるがえって自分の話すリズムやテンポ、ニュアンス、その表情、身ぶり手ぶりなどの身体姿勢、振る舞い・行動など、自分が発する言語的ないしは非言語的なメッセージにも反映させることができます。すなわち、気に入った自分になることも大いに可能で、そういう自分であることができれば、自分自身も尊重できて、つまりは自己報酬追求型の生き方につながります。自分も相手も尊重できれば、そこにIとYOUとの良好な人間関係が生まれます。そうすれば、人生も愉しくなります。これまで述べてきた「本来的自己」についてですが、それは、すなわち「人生が愉しくなる自分」のことなんですね。他者からの評価によりドーパミン分泌を促す報酬資源をもらうのではなく、充実、共感、成長などにより自らドーパミン分泌を促す報酬資源を得ることができるのです。