意識改革で引き寄せの法則を使い人生を成功と幸せに導く!

日々の生活がつらい、きつい、なんとかしたい。そんな状況を好転させるために、意識改革を行い引き寄せの法則を利用して仕事など日常生活のあらゆる事に成功と幸せを呼び込むため、 自らの体験を元にヒントとなることを綴っているブログです。

主語を「I」にする

ちょっと心のスイッチを切り換えるだけで、自分自身を変える事ができます。

ほかに誰もいない山の中ででも一人で暮らしていけるのが自己報酬追求型の人の生き方だと考えられるのですが、仙人ならいざ知らず、私たちは、現実には他の多くの人たちとの間で、さまざまな関係を持ちながら生きています。人間、といわれる所以ですね。私達自身が、他の人との間でどのような関係を築けているのか、そこに軋みが生ずるようなギャップがあれば、負のストレスを抱え込む事になってしまいますね。

ある主婦の話をしましょう。夜、御主人が風呂からあがって、テレビをつけっぱなしにして居間のソファで居眠りをしていました。そこで奥様は「寝るんだったらテレビを消して寝室に行ったらッ」と声をかけたのです。するとパッと目を開けた御主人が「うるさいッ、ほっといてくれ。会社から疲れて帰ってきて、こうやって家でくつろぐ時間が一番ホッとするんだ。ちょっと目をつぶっていただけじゃないか、細かいことにいちいち目くじら立てないでくれ」と怒りだしました。もちろん奥様にしてみれば、湯冷めしてカゼでも引くんじゃないかと心配してのことだったのです。しかし言葉足らずで、御主人からすれば「だらしない」とか「いつまでも片付かない」という非難の気持ちを読み取って傷ついてしまったのです。なにより「寝るんだったらテレビを消して寝室に行ったらッ」の主語はあなた「YOU」で、あたかも「あなたはこうしなさい」と命令していると受けとめられがちです。それに反発され、つまりは、こちらの言ったことに相手が「従わない」という行動パターンをとったことで、自分が認められない結果をまねいてしまった。奥様は、自分の存在価値を認められなかったも同然、というパターンに陥りやすいのです。また「うるさいッ」の一言で、相手から拒否されたとも感じてしまいました。こういうことが度重なり、だんだん奥様は自分を抑えて御主人に何も言わなくなってしまいました。自分を抑えれば、不満は溜まる一方です。そうして奥様のうつ気分が高じてしまったのです。

この場合、I(私)を主語にして自分が言いたいことをちゃんと言い、どうするかの判断はYOUにすれば良くなる傾向があります。例えば、「(あなたが)風呂あがりにソファで寝ていると湯冷めしてカゼでもひくんじゃないかと、(私が)心配だなぁ」と。この表現だと、Iが主語になります。そう言われると、ふつうの夫なら(あくまでも「普通」の夫なら(苦笑))「そうか。心配かけて悪かったな」と、ちゃんと起き直してテレビを見るか、寝室へ行くでしょう。日本語は、主語がわかりづらいというか、気持ちを伝えるのに言い回しを変えると雰囲気がガラッと変わってしまいます。意識して主語を、この場合「私」とした表現法をとればうまく気持ちが伝わったかもしれませんね。