どんな事でも一生懸命でやっていると、とても面白くなるものです。
作家の宇野千代さんの言葉です。ホントにどんな事でも面白くなります。自分がつまらないと思っている事や、雑用や重要でない仕事と思っている事でも、それを一生懸命やってみると面白さが味わえます。例えばお風呂掃除やはたまた歯磨きまで。これは私の実体験ですが、一生懸命に凝り出すと止まらなく楽しくなって来ました。お風呂掃除は何も考えずにただ掃除をするのではなく、感じた事を色々と考えてみました。浴槽を洗っている時は、この浴槽はどうしてこのような曲線を描いているのだろう、と考えていました。すると人間工学に基づいて計算された曲線でこの浴槽は出来ているのだろうか、とか次から次へと色んな事が頭に浮かんで面白くなってきました。歯磨き一つでもそうです。普段は歯を磨きながら別の事を考えたり何も考えずにボーっとしていたりするのですが、思いっ切り歯を磨くという事に専念するというか集中するというか歯磨きという行為を味わってみました。するとこれまた楽しい。歯の一本一本が歯ブラシを通して指先で感じる事も出来ます。３分磨くなんてとても長くて普段は出来ないのに、その行為を味わってみると何十分でも磨けそうな気さえしてきました。一生懸命やると面白い、楽しい、愉しい。愉しむと前回のマザー・テレサの言葉がいきてきます。凄い！
