精神力によって身体の潜在能力を引き出すことができるのはよく知られていることですよね。
精神力というと、
なんかこう、
もの凄い修行とかをやらないと
身につかないようなイメージがあります。
気の持ちよう、
という言い方に変えると、
もっと身近にと言うか簡単にできるような気にもなります。
気の持ちようと言うのが安易過ぎるなら暗示という言い方の方が良いですかね。
良くボクシングの試合とかでセコンドがボクサーに対して
「おまえは強い!」
「おまえはチャンピオンだ!」
「おまえは無敵だ!」
と声をかけて送り出すシーンなどを見たことはないですか。
映画などでこのようなシーンを見たこともあるのではないでしょうか。
その事実を証明するために、
精神分析医が行った実験があります。
その実験によると、
普通の状態での握力が45.8キロだった人に、
「あなたは弱い」と催眠術をほどこして測ると、
13.2キロになりました。
次に、
「あなたは強い」と暗示を与えてもう一度測ると、
64.4キロに飛躍したのです。
凄いですよね。
心がいかに大きな影響を肉体に与えるのかが分かりますね。
心を鍛えることが、身体を鍛えることにつながるんですね。
だからスポーツ選手が肉体のトレーニングと同様に、
メンタルトレーニングにも力を入れるわけですね。
人間は心の持ち方によって、
様々な潜在能力を発揮できるんですね。