逆算と細分化で明確化。
思いどおりの人生を送りたいと望むのであれば、明確な目標を設定することが重要ですよね。漠然とした夢想ではなく、「する」という確固たる明確な目標を設定することの重要性は理解していると思います。でも、思うようにうまく設定できていない人もいますよね。そこで、ここに一つ、その明確な目標の設定手順を紹介しようと思います。
「自分が本当にやりたいことは何ですか？」
こう聞かれて、自信を持って即答できるでしょうか。では、もし答えに詰まったなら、次の質問ではどうでしょう。
「余命があと24時間なら、何をしますか？」
迷っているうちに時は刻々と過ぎていきます。追い詰められてパッとひらめいたものの中に、自分の人生の目標につながるヒントが隠されているのではないでしょうか。まずは、余命が24時間なら何をするかを書き出してみましょう。
□余命があと24時間なら何をしますか？
書けたら、その内容を基に、もう少し時間を延ばして書いてみましょう。
□余命があと1週間なら何をしますか？
□余命があと半年なら何をしますか？
このように、リミットから逆算して考えれば具体的な計画も考えられるのではないでしょうか。そして、それを達成するための必要条件も必然的に見えてくるはずですね。例えば「旅行をしたい」と思っても「したい」という希望（願望）だけでは実行できません。「旅行をする」という決意をもった表現に切り替えることで、はじめて思考も次のように変わってきます。
・目的と旅先は？ ・時期と日程は？ ・誰と？ ・予算は？
課題が具体的に持ち上がり、自分はその答えを模索し始めます。そのためには、希望（願望）に日付を入れることが必要不可欠になってきます。
目標というものを大袈裟に考えてしまうとなかなか見えてこない場合が多いんですよね。目標はシンプルかつ身近なもので良いんです。大きな夢を描く場合は、それを１日の目標、１週間、１ヶ月の目標というように、切り刻めば良いんです。大きなマグロや成牛も、姿作りでは食べられませんよね。(笑)小皿に乗る程度まで切り刻む必要がありますよね。このように目標を達成しようとする場合は、思考の細分化を行うと考えがはっきりと見えてきますよ。
