私たちが態度で現す好ましい反応、
好ましくない反応、
それは、
私たちの真実の内心の気持ちや、
心構えが反映されます。
私たちの声の調子もまた、
気分や心構えや隠れた心の有り様を正直に現します。
反応が好ましくない時、
非が自分にあってもそれを認めて
自ら直すのは難しいですよね。
でもちょっとした心がけで、
うまく雰囲気を変えることもできます。
その有効な手段の一つがユーモアです。
冴えたユーモアで
その場が楽しくなったら最高ですね。
センスの良いユーモアが有れば
人々は自然にその人に引き寄せられるでしょう。
あなたと一緒にいると楽しくなる、
なんて言われたら嬉しいですよね。
ユーモアというものについて研究した論文がいくつか有るのですが、
その中で、
「ユーモアのない人は誰でも、
人に、優越感に浸りすぎているという印象を持たせてしまう。
支配的態度は、相手に尊重されることがあるかもしれないが、
無用な反感を与えてしまうこともある。」
と言う一説があります。
なるほど、
確かにそんな雰囲気が有るようにも感じます。
よいユーモアのセンスは、
人生のいろいろな状況で
柔軟さや適応力を授けてくれます。
今日、多くの人が、
人生を深刻に受け止めすぎて、
自分自身を傷つけてしまうという傾向が見られます。
でもユーモアのセンスがあれば、
自分自身を守ってくれます。
適当なときに、
リラックスした生活を楽しむことができない事は不幸ですよね。
それは、
ほかにどんな財産や利益を持っていたとしても、
苦しく感じることでしょう。
ユーモアのない人の多くの共通した特徴は、
単調な仕事に埋没して、
心が新鮮なものに対する
興味や感動を失っていると言われます。
だとしたら、
単調な仕事を興味ある仕事に変えてみてはどうでしょう。
それは積極的な心構えの力を使うことによって、
単調な仕事であっても
容易に変えることが出来ます。
単調さを破ることによって
心と肉体の健康を維持する、
いわゆる
「強壮剤」
を手に入れることができますよ。
そして、
微笑みが、
たくさんの心配や、
しかめっ面を追い払ってくれます。
ユーモアのセンスは、
「不寛容」に対する免疫にもなります。
その証拠に、
実際、不寛容な人々はみんな、
まるで世界中の不幸がみな自分の肩に乗っかっているかのように、
いつも苦々しい表情をしていませんか？
自分自身と周りを守るために、
いけてるユーモアを備えたいですね。
