普段何気なく使っている「言葉」。
普段の会話でしゃべるときに、
一言一句言葉の意味を考えて話をする人は少ないのではないでしょうか。
本当はそのように考えてしゃべるべきなのかもしれませんが、
それではリズム良くテンポのある会話はできなくなってしまいますよね。
ではそもそもですが、
「言葉」の意味ってどうなっているのでしょうか。
辞書を引いてみると、
「ある意味を表すために、口で言ったり、字に書いたりするもの」
とあります。
言葉とは自分の意思を表現する、
コミュニケーションの一環として存在しています。
実はそれに加え、
言葉は、
自分自身の意識と深く関係しているものでもあることも忘れてはいけません。
私たちは、
意識下では絶えず言葉を用いて、
心の中で何かを考え、
口にしています。
そしてこれは無意識のうちにおこなわれている行為です。
でも何気なく口にしている言葉は、
実は私たちに与える影響が、
あまりにも大きいんです。
なぜなら、
私たちが無意識のうちに使っている言葉は、
今まで私たち自身が使っていた(あるいは浴びてきた)、
言葉がそのままダイレクトに表れているものだからなんです。
ですから、
無意識に使っていた言葉を、
意識的に使う必要があるんです。
人間の脳とコンピューターは違いますけれど、
似ているところもありますね。
コンピューターは正しく的確な指示を与えれば、
その通りに動作し、驚異的な機能や脳力を発揮しますね。
でも、
間違った指示を与えてしまっても、
同様に驚異的な機能や脳力を発揮してしまいます。
実は、
人間の脳も同じなんですね。
消極的なプログラミングに対しても、
脳は忠実に、
指示どおりに反応してしまうんですね。
ここで言っている「プログラミング」は、
実際には、
私たちが使っている言葉ですね。
つまり、
普段からマイナスなイメージの言葉を使っていると、
今この瞬間にも、
消極的な指示を脳に与えつづけていることになるんです。
それほどまでに、
言葉が持つ力は、
とても大きいものなんですね。
プラスのイメージのプログラミングをしましょうね。