威張りすぎたり、他人に厳しくなるのではなく、他人を褒める。
とある会社に、とあるオフィスマネージャーが居ました。彼は、すべての社員が自分のことを威張りすぎ、厳しすぎ、暗すぎと感じていると思っていました。とある心理学博士は彼に対し、職権乱用するのは自信のなさを表すことで、権限を行使して、自信があると思い込もうとしている、と話してあげました。横柄な態度で人に命令しなくても、穏やかで、整然とした精神状態のままで、十分自信を保つことができます、と。うるさく、大声でしか話のできない人は、誠実さと精神の落ち着きに欠けているのです。彼は、博士の提案で、良い仕事をした部下を褒めるようにしました。すると、彼も部下から親しみのある反応を返されるようになりました。すなわち、部下を褒めることで、彼らに自信をつけさせていったのです。するとどうでしょう、心の中で自分自身を卑下することもなくなりました。実は、このことが彼の一番の問題だったのですね。メデタシ。