得です。
良いことをすれば貯金通帳はプラスに、悪いことをすればマイナスされます。
特に、人に知られずに行う良いことには、大きな利子がついて、その貯金も多くなり、その結果もたらされる幸福も大きくなると考えられます。
そのため、人が気がつかないようなところで奉仕をしたり、功徳を施すと良いと思います。
このことを表す言葉で「陰徳は耳鳴りのごとし」があります。
「陰徳」とは、ひそかに行う善行です。
「耳鳴り」とは、自分だけがわかり、人にはわからないという意味です。
「耳鳴り」がしても、自分にはわかりますが、他人にはわかりませんからね。
誰かのために良いことをしたり、助けてあげたりしても、相手から感謝の言葉すらないことが往々にしてありますよね。
そんな時、「あの恩知らず!」と言いたくもなりますが、それでは、徳を損なってしまいます。
そこはぐっと我慢して、「陰徳は耳鳴りのごとし」と唱えてみましょう。
発想の転換にもなりますし、私たち自身の運を好転させてくれますよ。