人の意見はあなたを傷つけるのではなく成長させる。
ある女性教師のおはなしです。彼女のスピーチを聞いていた同僚が、「あなたは早口すぎて何を言っているのかわからない。ボキャブラリーも少ないし、あれじゃ人を納得させることはできないわ」と、彼女に意見したそうです。それを聞いた彼女は大変腹をたて、その同僚に対して嫌悪感を覚えたそうです。しかし実は、それは彼女自身が感じていたことだったのですが、それを人に見抜かれ指摘されたのが本当はショックだったのでしょう。そのショックを隠すため、腹を立ててごまかしていたと言うわけですね。その後、反省した彼女はその同僚の意見を素直にうけいれ、演説の仕方の講座で、改めて話し方の練習を始めました。後日、彼女はその同僚に、アドバイスをくれたことについて心からお礼をいったということです。めでたしめでたし。(笑)人から言われたことについて、ムッとしてしまいそうになるときでも、自分を成長させる何かを発見することができたら素晴らしいですよね。腹を立てるよりも、そこから得られる何かに気づくことが大切だとつくづく感じますね。