意識改革で引き寄せの法則を使い人生を成功と幸せに導く!

日々の生活がつらい、きつい、なんとかしたい。そんな状況を好転させるために、意識改革を行い引き寄せの法則を利用して仕事など日常生活のあらゆる事に成功と幸せを呼び込むため、 自らの体験を元にヒントとなることを綴っているブログです。

干支が60種類あるって知っていますか?

今年も残すところあと一か月。

そろそろ年賀状の準備を始める頃ですね。

 

突然ですが、

「干支」とはどういうものでしょうか?

 

私たちの生活の中では、

年賀状の図案に登場したり、

年齢・世代を表すときに

「私は〇〇年です」のように使ったり、

十二年を一周として

「一回り上」などと表現したり。

 

けれどそれ以外のことはあまり知られていないように思います。

 

皆さんは動物のトラを漢字で書くときは

「虎」

を使うのに、

干支の場合は

「寅」

と書くことを不思議に思ったことはないでしょうか?

 

この理由を紐解くと

干支の本来の姿が見えてきます。

 

十二支にあてられた漢字。

まずは十二支を書き出してみましょう。

 

  子   ね

  丑   うし

  寅   とら

  卯   う

  辰   たつ

  巳   み

  午   うま

  未   ひつじ

  申   さる

  酉   とり

  戌   いぬ

  亥   い

  

並べてみると動物を表すときに使う漢字とは異なるのがよく分かりますね。

 

鼠、牛、虎、兎、龍のように書かないことには理由がありました。

 

 

十二支(じゅうにし)と木星の関係

 

木星は地上からよくみることができる星の一つで、

古代人も観ていたそうです

 

地球の周りを十二年かけて一周するところから、

古代中国では天を十二に分けて数字をあてはめ、

木星の動きをもとに年を数えていました。

この時に使われた数字が十二支だったのです。

 

子(11月)、丑(12月)、寅(1月)、卯(2月)、辰(3月)、巳(4月)

という具合で十二支には

「年を数えるための数詞」の役割がありました。

 

何と、

動物名は後から付けられたもの。

いかにも最初から付けられていたような感じがしますよね。

 

十二支を広めるため、

古代中国の偉い人が

「字が読めない人でも覚えやすいように」

と動物をあてはめた説があります。

 

神様が元旦の朝までに来た12番目までの動物を交代で毎年のリーダーにする、という物語がありますよね。

これも十二支を広めるために作られた物語だと考えられています。

 

 

干支­=十二支+十干(じっかん)

 

「あなたの干支はなに年?」

と尋ねることがあるように、

普段私たちは十二支=干支と捉えますが、

実は本来の干支の意味からすると正確とは言えません。

というのも、

本来の干支は

「十二支」と「十干」が合わさったもので、

実に60種類もあるからです。

 

「丙午(ひのえうま)生まれの女性は気が強い」

という迷信がありますよね。

 

この「丙午」こそ、干支のひとつに当てはまります。

 

 

十干とは?

 

十干(じっかん)も古代中国の思想から生まれたものです。

十二支とくっつく以前は、

1ケ月を10日間に区切って数えるためのものでした。

 

私たちが良く使う、

上旬・中旬・下旬の元になっています。

 

十干は自然界に存在する全てのものを

「木・火・土・金・水」

の五つに分類する「五行説」と

万物全てを

「陰・陽」

の2つの要素に分ける「陰陽説」を

割り当てた10種類から成り立ちます。

 

甲(きのえ)

乙(きのと)

丙(ひのえ)

丁(ひのと)

戊(つちのえ)

己(つちのと)

庚(かのえ)

辛(かのと)

壬(みずのえ)

癸(みずのと)

 

「〇〇え」「〇〇と」と書いてあるのは、

陰陽を十干の上では兄(え)・弟(と)と表現するためで、

これが「えと」の発音の元になったと言われています。

 

十干に十二支が合わさると、

「丙午(ひのえうま)」のようになる訳です。

 

ということで、

来年の十二支は寅、

干支は「壬寅(みずのえとら)」

でございます。

 

 

五黄の虎(ごおうのとら)

 

丙午(ひのえうま)と並んで耳にするのが

「ごうのとら」ではないでしょうか。

 

この年に生まれた女性もまた気が強いという迷信があります。

 

ごうのとらは本来は

「五黄の寅」と書き、

「ごおうのとら」と読みます。

 

こちらは干支とは組み合わせが異なり、

中国の占いである九星(きゅうせい)と

十二支を組み合わせたものです。

 

何と、

2022年は36年に1度しか巡って来ない五黄の寅の年。

 

1914年、1950年、1986年、

そして2022年生まれの方が五黄の寅に当てはまります。

 

 

いかがでしたか?

 

干支は古代中国で発生した歴注のひとつであり、

実際には60種類もある、

という事をご紹介しました。

 

ご自身の干支を調べて干支占いを見てみるのも面白いですよ。