意識改革で引き寄せの法則を使い人生を成功と幸せに導く!

日々の生活がつらい、きつい、なんとかしたい。そんな状況を好転させるために、意識改革を行い引き寄せの法則を利用して仕事など日常生活のあらゆる事に成功と幸せを呼び込むため、 自らの体験を元にヒントとなることを綴っているブログです。

ちょっと気になる汗

厄介者扱いにされることの多い「汗」ですが、

実は体温調節の仕組みに欠かせない、大切な存在ですね。

そこで、汗にまつわる豆知識をご紹介しましょう。

 

・良い汗、悪い汗

汗の原料は、

ナトリウムなどのミネラルを多く含む、

血液中の血漿と言う液体の成分です。

汗腺のうち、エクリン腺は、

血管から血漿を汲み上げて濾過。

ミネラル類を体内に戻した後、

水分を汗として体外へ排出します。

ところが、

現代人は運動不足や空調設備の発達から、

汗をかく機会が減少。

汗腺が十分に使われないため、

濾過機能が衰え、

ミネラル類を含んだままのベタベタした汗をかく人が増えています。

普段から入浴や運動で適度に汗をかき、

汗腺を鍛えましょう。

 

・働いているのは約半数?「汗腺」の謎

汗を分泌する器官=汗腺には、

全身に存在するエクリン腺と、

脇の下など、

限られた部位に存在するアポクリン腺の2種類があります。

人間の体には、

200万から500万個ほどのエクリン腺があり、

すべてのばしてつなげると、

なんと約53キロメートルもの長さになるのだそうです。

ところが、

実際に汗を分泌する「能動汗腺」は、

日本人の場合、

180万~270万個ほど。

なぜ、一部の汗腺が機能しないのか、

今も研究が進められています。

 

・最も多く汗をかく部位は?

脇の下や足の裏が思い浮かびますが、

意外にも答えは「ひたい」。

大切な脳を守るため、

たくさん汗を出すことで

頭部の温度が上がりすぎないようにしていると考えられています。

 

・動物も汗をかく

馬や羊、ヤギ、ラクダなども、

人間と同じように、

体温調節のための汗をかくことがわかっています。

中でも馬は、

競馬のレース1回で、

全身からバケツ一杯もの汗をかくと言われています。

 

・圧迫すると汗が減る?

体の一部を圧迫すると、

圧迫した部位とその周りの汗の量が減ります。

例えば、

体の右側を下にして寝そべると、

右半身の汗の量が減少します。

また、

椅子に座るとお尻が圧迫され、

両足の汗が減少します。

舞妓さんはこのしくみを利用し、

帯で脇の下と胸の上を圧迫することで、

顔の汗を抑えているそうです。

凄いですね!

 

・汗自体には臭いがない?

分泌されたばかりの汗は、

ほとんど匂いません。

汗が臭うのは、

時間が経って垢や皮脂と混じり合い、

それを皮膚の常在菌が分解することで、

臭い物質が発生するため。

また、

ミネラルが濾過されないまま分泌された「悪い汗」や、

アポクリン腺から出る汗には、

菌の餌となる成分が多く含まれるため、

より臭いやすいと言われます。

汗をかきやすい脇の下や足の裏は、

よく洗い、清潔に保ちましょうね。

 

いかがでしたでしょうか。

暑い夏はこれからが本番。

良い汗をかいてスッキリと健康でいきたいですね。