意識改革で引き寄せの法則を使い人生を成功と幸せに導く!

日々の生活がつらい、きつい、なんとかしたい。そんな状況を好転させるために、意識改革を行い引き寄せの法則を利用して仕事など日常生活のあらゆる事に成功と幸せを呼び込むため、 自らの体験を元にヒントとなることを綴っているブログです。

コロナ禍の冬を迎えて思うこと

早いもので季節はもう冬ですね。

野山が赤や黄に染まり、落ち葉が増えてきました。

 

コロナ禍で始まり、終息しないままもうすぐ一年も終わりそうですが、、、

 

それでも季節はいつもと変わらずにめぐりきて、

私たちを和ませてくれます。

 

それにしても今年はこの新型コロナのために、

誰もが何かしら我慢をし

「忍耐」の暮らしを続けていると思います。

 

大人だけでなく、

学生や小さな子供たちまで、

登校や部活動、

修学旅行も自粛を強いることになりました。

 

マスクの入手で争ったり、

売上が落ちて瀕死のお店でクレームをつけたり、、、

皆、疲れているのでしょう。

 

ところで仏教の教えに

「忍辱(にんにく)」という言葉があることを思い出しました。

 

それは、

他人から受ける侮辱や迫害や迷惑などを耐え忍び生きること。

心を平安に保ち、

怒りの気持ちを起こさず、

他人を「赦(ゆる)す」こころを持つことだそうです。

 

正直とても難しいと思うのですが、

実は「自分が知らないところで、

多くの人に赦されて生きていることに気づきなさい」

という意味もあるようです。

 

確かに我が身を振り返っても、

迷惑をかけたままの人や裏切ったり誤魔化したりしたままの人が何人もいます。

(時間が過ぎ去っていまさらどうしようもないことばかりですけれど)

 

そう思うと、

怒らず赦す気持ちを持つことも、大切に思えてこないではありません。

 

また私たちが強いられている、

忍耐の「忍」の字には、

我慢していることを他人に知られないようにする、

という意味もあると聞きました。

 

そして「耐」とは、

我慢を他人に知られてもいいし、

むしろ知って欲しい時に使う言葉でもあるそうです。

 

痛い!苦しい!と騒ぎながら我慢するのが「耐」。

誰にも知られぬように我慢するのが「忍」。

 

日本人はどちらかというと「忍」の我慢が多いように思えます。

 

もしそうならば、

今年は少し「耐」でもいいのかな、

と思ったりもします。

 

他人にあたるわけではありませんが、

周りの人たちにもまた社会に対しても、

今こうして耐え忍んでいることを、

声をあげて伝えることも必要では?

と思えるのです。

 

「忍」の我慢ばかりでは、

体もこころも疲れてしまいますから。

 

コロナ禍はまだ当分のあいだ続きそうですし、

何より「いつまで?」なのかはっきりしないのが一番困りますよね。

 

難しい時代ですが、

ここはじっくり長期戦の構えで暮らすしかないようです。

 

これから迎える冬という季節は、

「赦す」や「忍耐」について、

ひとり静かに考えるにはいい季節かもしれません。

インフルエンザやコロナに気をつけながらも。