「欲望」
こう聞いて皆さんはどんなイメージを持ちますか？
良いイメージ、
悪いイメージ、
いろいろとありそうですが、
どちらかと言えば、
「欲望」と聞くと
悪いイメージに繋がるのではないでしょうか？
これまでの小説や映画、ドラマなどで
そのような印象を受けてしまったのかもしれません。
「欲望」の意味を辞書で調べてみると、
不足を感じてこれを満たそうと強く望むこと。
これだけ見ると、
決して悪い意味では無いように思えます。
自分の夢を叶えようとしたり、
成功しようと思えば
当然のごとく自分自身に不足しているところがあるものです。
その不足しているところを補おう、
満たそうと思うのは自然な気持ちだと思います。
でも今の世の中は、
欲望が湧いてきたら、
欲望にかられたら、
「抑制」しなさい、
と言われるのが一般的になっている状況です。
こんなことを言う表現もあります。
「欲望を抑制することで幸福を得るのではなく、
幸福を楽しむ事で欲望を抑制する。」
なんかトンチのようで狐につままれたような感じです。(笑)
卵が先かニワトリが先か、
みたいにも聞こえてしまいます。(苦笑)
もしかしたら同じような意味として
イメージさせられているのではないかと思う言葉があります。
「誘惑」
です。
誘惑の意味は、
心を迷わせて、さそい込むこと。
よくないことにおびきだすこと。
などです。
なんとなくこちらの意味に似通ったものを感じているのではと思ったりします。
ですので、
自分の目標のため、成功のために
不足している部分があれば
それを補うべく強く望み、
それを阻むような誘惑には決して屈しない、
と考えれば
欲望のままに突き進む
と言ってもおかしくないと思うのですが。
